自分に正直であることと、わがままと。

カフェのブログではあるのですが、たまには変化球を。

夫婦でやっているカフェですので、飲食以外の話もありかと思いまして。

 

私、アドラー心理学と中国古典を学んでいるのですが、ちょいちょい「物事はとてもシンプル。自分の心に正直になったらいいよ」と言うフレーズに出会います。

 

それはそうだと思うのですが、自分の中で「それは私のわがままなんじゃないか」というのも同時にあって、どう整理をつけたらいいのかモヤモヤしていたんです。

 

で、図書館で見かけた「みんなの「わがまま」入門」というタイトルにアンテナがピーンと立ちまして、借りてきました。

 

わがままは、言っていいこと。

だってそれは、あなたが困っていることなのだから。

いい悪いというジャッジは、今はする必要なない。

アドバイスや結論(これもジャッジ)ではなく、解決に至る多様な考えを議論していくことが大切。

でも、どう表現するか、言い方や聞き方には配慮が必要。

 

私の疑問からすると、この辺りが学びとなった部分。

 

自分のこと、他人のこと、いいとか悪いとかジャッジせずによく聞き、さてどうしたもんじゃろのう〜、と一緒に考えていくこと。

宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の「アラユル事ヲ自分ノ感情ニ入レズニヨク見聞キシ分カリ、ソシテ忘レズ」ですねぇ。

 

この本では「わがままを使いこなすコツ」と表現していました。

 

あなたが本当は言いたいけど我慢していることは、なんですか。